まだ太陽の光が優しい早朝の青梅〜今日はイノシシの丸焼き会☆
今回は最初から最後まで命をいただく重さと向き合うことに〜青梅の家から車で10分、イノシシを譲ってくれる罠師さんの元へ
ジッとこっちを見つめるイノシシ〜ピンと張り詰めた静寂な空気の中、crossbowを放つ音と共に一瞬にして一つの生命が幕を閉じた・・・
その後、完全に命を引き取ったのを確認して直ぐに解体・・・
命を重んじるって? 食のありがたみを知るって? 今、この子の命をいただかなきゃならないほど飢えている訳でもないのに・・・
複雑な思いが頭の中をグルグル・・・
内臓を全て取り除かれて空っぽのイノシシ・・・
上手く言葉に出来ないけど、ものスゴく愛おしくて抱きしめたい・・・
持ち帰った二頭のイノシシの内、もう一頭は武蔵美の生徒さんらにより解体され、毛を剥いで一頭は丸焼き、もう一頭はドラム缶へ☆
このドラム缶方式〜
過去の失敗から学び、アルミホイルで巻く事により丸焦げを回避! どうか成功してくれぇ〜〜〜〜
しばらくすると直火のイノシシは、表面にちょっぴりハリが出てきて、ツヤツヤけっこうイイ感じ☆
焼いてる間に取り出した内臓もキレイに洗って全て調理☆
ドラム缶の火が強すぎて丸焦げにならぬよう、チョイチョイcheck!
二度と炭になった姿は見たくないからね・・・
完成するまでの間、川で遊んだり、初めて会った人たちと交流を深めてみたりのfree time♪
足場の悪いボーボーの草むらに生えてた野いちご〜めっちゃウマっ!
そうこうしている間に、ドーーーーン!! 完成〜〜〜〜!!
直火の丸焼きはこんがりイイ感じ☆ ドラム缶の蒸し焼きも大成功♪
心に深く刻まれた貴重な命、しっかり受け止めていただきます!
あっちこっちバラけてた人たちが一斉に集まってきて群がる群がるっ!
適当にジャンジャンお皿に取り分けてくれたから、どこのお肉を食べたんだかよく分からないけど、とっても美味しい☆
お金さえ出せば、何の不自由なく食べ物が手に入る日常がどう言うことなのか〜そこには必ず生死の背景がある。
色々な理由で、お肉を食べる、食べないっていう人はいると思うけど、動物や魚に限らず野菜や果物にしても、生きているものをいただくって意味では自分が口にする命には全てありがとうの気持ちを!
更には乱獲したり、ムリヤリ成長を促進させたり、人間の勝手で自然の循環を乱していい訳がない。
自然に敬意を払い、命に感謝の気持ちを持って食と向き合っていこう!